1F BLOG
スポーツ中の脳しんとう
昨日はスポーツ救急法講座(スポQ)を受講のため、九州共立大学へ。
このスポーツ救急法講座は九州共立大学の生涯学習研究センターによって運営されているもので、スポーツ現場で起きる万が一の救急時に備えた救急法の基礎知識を学べる講座です。
スポーツに携われる指導者や保護者の方には是非オススメの内容だと思います。
詳細は以下のリンクから↓↓↓↓↓
http://www.kwuc.ac.jp/longlife/pdf/H27sports%20.pdf
今回受講させて頂いた救急法講座の内容は
「脳しんとうを中心としたスポーツ現場で起こる頭や首のケガ」について。
- スポーツ活動中に頭や首のケガはどの様にして起きるのか?
- 脳しんとうのメカニズムはどんなものなのか?
- 脳しんとうを繰り返すことの危険性は?
- 脳しんとうを起こしたときの対処は?
など、改めて理解を深めることが出来ました。
テーマの中心にもある「脳しんとう」は、一見、軽い症状に見えても脳腫脹や硬膜下血腫など重篤な障害や最悪の場合では命を落とすこともあります。
記憶に新しいところでは、
フィギュアスケートの羽生弓弦選手
メジャーリーガーの青木宣親選手、
サッカーセリエAの長友祐都選手、
ドイツブンデスリーガ香川真司選手
等が脳しんとうで、ニュースに取り上げられました。
1)発生時
2)24時間以内
3)復帰へのプログラム
など対応においては、競技毎に様々なルールや見解があります。
アメフトやラグビー、サッカーなど脳しんとうが多い競技では、起きた場合の対処がルール化されていますが、他のスポーツではまだ完全にルール化されておらず、選手達は監督・コーチなどの判断に従って動くのが現状です。
スポーツ時の脳しんとうは殆どが軽症といわれており、意識消失も無いケースが殆どで、見過ごされてしまいがちですが、脳は少なからずダメージを受けており、完全に回復しないと脳腫瘍や硬膜下血腫等を引き起こし、致命的な傷害に発展することがあります。
だからこそ万が一に備えて、正しい知識を基に、的確な判断が出来る様に日頃からしっかりとした備えが大切だと改めて実感しました。
スポーツの現場ではあらゆるケガを常に想定しておく必要がありますが、
その中でも人命や高度障害等へのリスクが非常に高いとされるケガへの対処においては、
いかに現場で適切な処置が出来るかが非常に大切となります。
我々の様なトレーナーがスポーツに携わる方々に少しでもスポーツ救急法に対する認識を広めていけるようにもっと啓蒙活動が必要だと改めて感じました。
—————————————————————–
トータルボディケア &GRACE
http://www.grace-refle.com/
info@grace-refle.com
住所:福岡県北九州市若松区
小敷ひびきの3丁目3−8−D
TEL:093−741−3235
—————————————————————–
サーフィンのパフォーマンスアップ
先日、サーフィンのパフォーマンスアップに向けた取組みとして宮崎県日向市のON THE BEACHさんの御協力を頂き、プロサーファーからフリーサーファーまた、プロを目指すジュニアサーファーを対象に陸上でのトレーニング教室を実施してきました。
正しく動けているか?
使うべき筋肉を上手く使えているか?
可動域に問題は無いか?
柔軟性が高すぎ・低すぎていないか?
など
トレーニングを行なうには、まず自分のカラダの現状を把握することが大切です。
今回は第1回目の取組みとして、
当店のトレーニングセッションで行なっているFMSを中心にアセスメントを行い、
それぞれが抱えているムーブメントのウィークポイントを実感・理解してもらいました。
FMS(ファンクショナルムーブメントスクリーン)は米国の理学療法士らによって開発された7つの基本動作パターンによって柔軟性や安定性など、怪我のリスクや身体機能バランスを包括的に 評価する仕組みです。
現在では、欧米を中心に世界中のプロスポーツチームやナショナルチームで積極的に導入され、医療施設でもリハビリや健康指導を行なう専門家のスタンダードツールとして用いられるなど一般の方からプロアスリートまで、幅広く活用されています。
トレーニングは単に筋力や持久力等の強化を行なえば良いというものではありません。
特にサーフィンは常に変化する海面上で、パドリングからはじまり、しゃがむ、立つ、跳ぶなどの動作を3次元的にバランスを保ちながら行っていきます。
その様な状況下で、とくに柔軟性や関節可動域、安定性の低下などによるムーブメントの欠如はパフォーマンスの低下はもちろん、ケガのリスクを高めてしまいます。
今回参加された皆さんには、FMSの結果を踏まえ、自分のカラダの弱点を認識頂きました。そして、弱点を克服するために陸上でどんなトレーニングを行なっていけばよいかなどのヒントにも繋がったのではないかと思います。
目的をもって、それぞれに必要な課題に対してトレーニングを行うことが海の上でより良いパフォーマンスを発揮する近道にもなります。
今後もみなさんが最高のパフォーマンスを発揮するためのお手伝いが出来きればと思います。
—————————————————————–
トータルボディケア &GRACE
http://www.grace-refle.com/
info@grace-refle.com
住所:福岡県北九州市若松区
小敷ひびきの3丁目3−8−D
TEL:093−741−3235
—————————————————————–
&GRACE内GROUNDRULE.が美容と健康の情報をお届けするブログ
北九州市の学術研究都市「ひびきの」にあるサロン&GRACEは、八幡西区折尾則松へと移転・リニューアルオープン致しました。
日本体育協会公認アスレティックトレーナーや米国NASM公認資格など専門知識をもつトレーナー自らが、男性女性のパフォーマンスアップのための豆知識やトレーニングなどの最新情報をブログにて発信しております。お客様はもちろん、プロからジュニアアスリートまでが参考にできるお役立ち情報満載です。
当サロンの1Fではスポーツトレーナーによるパーソナルトレーニングやグループトレーニング、栄養コンシェルジュによる栄養相談、スポーツアロマトレーナーによるスポーツアロママッサージをうけることができ、2Fではエステやボディリンパマッサージ、タラソテラピーを使用したメニューなど美容を追求した女性専用サロンがございます。
&GRACEは、カラダ作りからお顔やボディの美と健康、心の癒しまでトータルにサポートさせていただくことができるサロンとなっておりますので、ブログを見て気になった方は是非足をお運びください。