化粧品の分類(カテゴリーマップ)①

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化粧品カテゴリーマップ

化粧品を分類する。というとみなさんは何を思い浮かべますか?

化粧水やクレンジング。。。と言ったアイテムを思い浮かべる方も多いと思います。今回お伝えするのは、化粧品全体を効果性とオーガニックなどナチュラル派〜より医薬品に近いケミカル派で分類したカテゴリーマップ。(縦軸は効果性を表し上にいくほどエイジングケア作用が期待できるもの。横軸は右にいくほどケミカルに。)

化粧品カテゴリーマップ

それぞれの分類を簡単に説明すると以下のように。

🔸トイレタリーコスメ・・・ドラッグストアなど誰もが手に取れる店舗で販売される。目的は肌表面の洗浄・保湿・保護。
🔸オーガニックコスメ・・・化学肥料や農薬に頼らずに有機栽培された原材料を使用。目的は肌本来の美しさを引き出すこと。
🔸ファーマシーコスメ・・・ヨーロッパでは処方箋のいる薬局で取り扱われる。目的は悩みの解決に特化。ドクターが開発に関わっているものも多い。
🔸グラマラスコスメ・・・ファッションブランド発のコスメ。機能性以上にファッション性・ステイタス感が高い。
🔸テクニカルビューティーコスメ・・・肌に対する作用が強く、肌質・状態により使用に注意を要するものもある。専門員がヒアリングにもとづいて提案・販売。目的はエイジングの悩みの解決(抗加齢)

 

カテゴリーによって目的や配合成分、原材料の濃度や品質等が全く異なります。上記以外にもいろんなカテゴリー分けができるのが化粧品の楽しいところ(^^)

もう少し各カテゴリーについて説明しますね。

まず、トイレタリーコスメとはドラッグストアやロフトなど、誰もが手に取れる店舗で販売されているもので、目的は肌表面の洗浄・保湿や保護となります。ご自身のお悩みやなりたい肌に合わせて、メーカーの広告やインフルエンサーさん、そして口コミサイトなどで自己判断し購入できるアイテムです。そのため、間違った選択をしても重篤なトラブルをおこさないよう、肌に対する作用が緩和なアイテムが多いです。

次のオーガニックコスメは基準が厳しいといわれるドイツ製品はじめスイスの「ヴェレダ」などヨーロッパ発のブランドが多い印象です。日本では明確な基準がないため、天然由来成分〇〇%とか、エコサート認証やコスモスオーガニック認証などそれぞれのこだわりに合わせて選ぶことをお勧めします。

そしてファーマシーコスメ。目的は悩みの解決に特化しており、効果性をうたうアイテムも。ヨーロッパでは処方箋の必要な薬局で取り扱われているものもあります。代表的なものに「アベンヌ」「ラ ロッシュ ポゼ」などがあります。

そしてグラマラスコスメ。ファッションブランド発のコスメ。機能性とともに香りや容器にも力を入れており、ファッション性・ステイタス感が高いのが特徴。「シャネル」や「ディオール」などがこちらに分類されます。最近はメイク品だけでなくスキンケアに力を入れているブランドも多く、価格帯によってはテクニカルビューティーに近いものも出てきています。

最後にテクニカルビューティー。香り・テクスチャーがいいのはもちろんのこと、その最大の目的はエイジングに抗うこと。そのため肌に対する作用が強く、肌質・悩みによっては使用に注意が必要なものもあり、カウンセリング販売される。「ラ・プレリー」や「シスレー」などがこちらに分類されます。

以上、私がエイジングケアとオーガニック・ケミカルで分類したカテゴリーマップでした。次回はサロンで取り扱う7ブランドをこのマップに当てはめてみたいと思います。

みなさんはどんなカテゴリーのコスメを使用されていましたか?肌質やお悩み、そして即効性など求めるものはひとそれぞれ。目的にあったものを使いましょう!

ご自分に合ったものがわからないなど、お困りのことがあればなんでもご相談ください。

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